よりよく生きるコツ

変わることのない、大切なもの。

こんにちは、Kyoko (@ kyoko_media)です。

友人に会いに下北沢まで出かけた。
ビオ・オジヤン・カフェでランチをした。

わたしの中で、”下北沢=よしもとばなな”と連想される。
よしもとばななさんのエッセイの中から、B&Bという本屋を知って通ったことを思い出す。

Kyoko
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いつかよしもとばななさんに会えるんじゃないか。という淡い期待を抱いて一時期よく通ってたな。

高校時代からの友人マーヤ

そんな思い出の場所、下北沢で会った友人マーヤとは、高校時代からの友人で、恩人でもある。

だれでもそれなりに感受性が豊かになる高校時代、友達や学校が大好きだったのに、馴染めなかった私に、距離を縮めるわけでもなく、話さなくなる距離感でもなく、程よく心地よい距離感で友人でいてくれたマーヤ。

マーヤは高2の途中で転校してきた。進学校から決して頭の良い学校とはいえないような女子高に転校してきた。

凛としていて、スタイルが良く、顔がものすごく小さくて綺麗なマーヤは、転校初日から、みんなの注目の的になるような存在だった。

自分の意見をはっきり持っているような佇まいで、当時情緒不安定だった私は、関わらないでおこう。とマーヤと目が合う事のないように願っていた。が、席が私の後ろになった。

そんなマーヤは他の友人達とも仲良くなるのが早くて、数日も経つとクラスメイトにすっかりなじんでいたように見えた。

相変わらず、マーヤと関わらない日々を送っていた。

そんなある日、学校から駅まで10分ほど歩く帰り道をひとりで歩いていると、
後ろからだれかが近寄ってくる気配がした。

「一緒に帰らない?」

マーヤだった。

その帰り道、不思議とたくさん話をしたことを覚えてる。
私は嬉しい気持ちだったのかもしれない。

それは、素敵な転校生と友人になりたいとか、そうゆうのではなくて、マーヤが持つ安心させてくれるようなどっしりとした丁寧な感じが素敵だった。特別なことを話さなくても伝わるような”気”の波みたいなものがとても合った。

それからも、特別毎日一緒にいるとかではなく、つかず離れずの距離感を保っていた。

当時、難しい年頃だったわたしは、特に何があったわけでもなく早退したり遅刻したりしていた私に、授業が遅れないようにと、授業でとったノートを私の机の引き出しに入れてくれていた。良ければ使ってね。とゆうような謙虚な感じが、マーヤらしくてほんとに素敵だった。そして、当時のわたしにとっては何よりも、ありがたい存在だった。

そんな距離感を保ってくれるマーヤが大好きだ。

マーヤとの思い出

そんなマーヤと、高2の文化祭の終わりに大喧嘩をした。

きっかけは、ささいな出来事だった。

私が通っていた高校は、文化祭だけは気合が入る高校だった。わたしたちはメイド喫茶を出店した。計画して衣装を決めて、メニューを決めて、その過程が本当に楽しかった。

大いに盛り上がった文化祭終わりの会で、クラスメイトの友人達が、文化祭の打ち上げに行くお金がない。と、突然言い出した。前々からひとり2000円位の金額で、文化祭終わりにみんなで打ち上げに行こうと計画していたのだが、その友人達は行く前に突然言い出したのだ。

私は、みんなで行ったほうが楽しいと思い、足りない分をみんなで割り勘しようと言った。(もちろん後日返してもらうのは前提で。)でもマーヤは、前々から計画していたのになんでそんなふざけた感じでお金ないみたいなことになるの?となって、なぜか私とマーヤが大喧嘩になった。

どうしてそんな大喧嘩になったのか、原因が謎すぎて思い出せないけれど、今でも二人で思い出して大笑いするほど、青春の思い出だ。

その時、仲を取り持ってくれた友人やアワアワと慌てていたお金がない友人達も、なんとか打ち上げに行こう!とみんな必死だったことを思い出す。

おかげさまで、そのあと、結局みんなで打ち上げに行き、私とマーヤも抱きしめあって仲直りをした。なぜか感動のシーンだった。カップルが別れる寸前に誤解が解けたみたいな、感動シーン。

そんな笑える思い出もあった。

別の時には、ほとんど弱音を見せないマーヤが、彼氏のことでそうとう悩んでいたのだろう。最初はちょっとした愚痴だったのが、そのうちわんわん声を上げて泣き出したこともあった。

ここはご飯やさんだけど、わき目もふらずに感情を表に出すこともあるんだなって、少し安心した。

人にはいろいろな顔や感情がある。と実感した出来事だった。

人は見ためでは分からない

外から見ていただけでは分からない。

どんなに仲が良くても、分かったような気がしていても、分からないことがたくさんある。

内側にあるもの。

湧き上がる熱い想いとか、
優しくものすごくあたたかいものとか。
他人への強烈な嫉妬心とか、
自分に対しての劣等感とか。

人は見た目では分からない。

何も考えてなさそうな人が思慮深く言葉を選んでいることもあれば、ものすごく可愛らしいのに中身が沼みたいになってしまった人とか。

その時、その場所、相手によってもみんな少なからず違う。

できるだけ、この人はこういう人だから。と決めつけないでいたいと思う。

いつだって人は変わるし、変われる。
今日誰かを傷つけてしまっても、明日には誰かに優しくできる。

それでいい。

変わることのない大切なもの

その中でも、ずっと変わらない大切なものは、その人の本質で、きっとそれはその人が無くそうと思ってもなくなることは絶対にない。大切なもの。

そういうものが私の中にも、あの人の中にもあるのだ。

マーヤとは、1年に1回か2回会うくらいだけれど、季節の変わりめには、臨場感伝わる季節の写真とともに近況報告をしてくれるマーヤ。そして必ず身体のことを気遣ってくれる。

お互い元気でやっているよ。という報告だけれど、そうゆうやり取りが優しくてとても好きだ。

 

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